総量規制でお金が借りられない

借り入れ限度額が下げられて、お金が借りられなくなった総量規制とは？個人で借金するための方法とは？その対処法は？総量規制は消費者の生活の妨げになるものではありません。消費者を守り助けになるものです。

Q もう借金は一切できなくなった？

クレジットカードの限度額が2010年の6月以降（5月中旬以降の利用分から）下げられてしまいました。またクレジットカードだけでなく、現在持っている消費者金融のカードからもキャッシングが出来なくなりました。以前案内が来ていた総量規制によるものらしいのですが、給料明細や源泉徴収票などを送付したのが悪かったのでしょうか？もう借金は出来ないのでしょうか？

A 規制対象はノンバンクのキャッシングのみ

総量規制の影響

総量規制が完全に施行される2010年6月18日より、クレジットカードや消費者金融などからの借入金総額が年収の3分の1までに制限されますので、その影響かと思われます。総量規制の対象は個人の無担保（保証なし）の融資で、法人の融資と個人の保証ありの融資は対象外です。また教育ローンや自動車ローン、住宅ローンなどの銀行からの借り入れは今回対象外になっています。

クレジットカードのショッピングは？

総量規制の対象は融資（キャッシング）ですので、買い物にクレジットカードを使うだけなら以前と変わりません。またローンにしても同じで、キャッシングのローン支払いは対象になりますが、ショッピング利用分のローン支払いは対象外です。

個人事業主の事業資金は？

もし個人事業主で、事業資金であれば、今回の総量規制の対象ではありませんので、こちらを検討する方法もあります。ただし今までのような個人でお金を借りることよりも査定は厳しいと思われます。

銀行でローンをまとめるのも良い

今回をきっかけに、キャッシングを一切止めてみるのも手です。銀行のローンは総量規制の対象外ですし、他の金融機関と比べて比較的金利が安いので、銀行からお金を借りて、すべてのキャッシング分を銀行のローンにひとまとめにするチャンスだと思います。

それでも借金返済に困っているなら

今現在、多重債務などで借金返済に困っており、借金を借金で返済するような形であれば、弁護士にご相談され、過払い金請求や債務整理などを検討されることをオススメします。借金はストレスになりますが、今までお金を借りられていたのに、借りられなくなることもストレスになると思いますので。

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